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優しい先生

  • 執筆者の写真: Yamazaki Yutaka
    Yamazaki Yutaka
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

職業訓練校で壁装の講師をしています。

もう10年ぐらいやってます。今期で21期。

半年単位で、今回は12月で卒業。

卒業まで、あと1ヶ月を切りました。


ここまで来ると就職が決まった人もいれば、まだ必死に就活中の人もいます。

中には、ここまで授業を受けて来て、自分には職人は無理と判断して

全く別の世界に進む人もいます。

なので正直言って、この卒業間近、最終盤になると生徒一人一人の

モチベーションに差が出て来ます。

これは仕方がない。


でもね。

我々講師としては今まで同様、最後まで全力で生徒全員に壁紙貼りの技術を

教えて行きたいと思います。

時には厳しい事も言います。

それも我々の仕事なのでね。


そりゃ~ね~

優しい素敵な先生でいたいですよ。

失敗しても優しく慰めてくれる。

次頑張ろうねって、笑顔で励ましてくれる。

上手く出来たら自分の事のように喜んで、思いっ切り褒めてくれる。

イケメンで爽やかで、話もとっても面白い。

我々もずっと楽しい授業をやりたいですよ。


しかしながら、そんな簡単なもんじゃないしね。

まずイケメンって所でペケだしね。

芸人じゃあるまいし、そんなに面白可笑しくお話出来ません。

学校の先生じゃないしね。上手く教えられない、伝えられない事が沢山ある。

今まで現場では、技術の事は散々研究して磨いて来たつもりだけど、話し方教室に行った

わけでもないし、訓練した事もない。

そもそも技術を言葉にして伝えるってのは、相当ハードル高いのでね。

真剣に生徒みんなを指導すると思えば、楽しい授業もへったくれもない。

勿論楽しい授業を目指してますが、まずは生徒自身が出来るようにならないと

楽しくないだろうしね。


なので、たまには厳しい事を言う事もある・・・


なんとなく・・・つぶやいてみました。


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