競技終了
- Yamazaki Yutaka

- 2 日前
- 読了時間: 3分
これ程時間に追い詰められるとは、正直思いもしませんでした。

競技途中で、選手一人一人にインタビューがあったり、
審査委員長として、私も少しお話したり。
1分2分を争ってた人にとっては、少々影響あったかな?
手が止まる事は無いにしても、多少集中力を削がれたかも
知れないし。
因みに、審査中に私が写真を撮る・・・って事はないので、
今回ブログに載せてる写真は、全て他から送ってもらった
ものです。
なのでブログに載せても怒られないだろう、問題ないだろう・・・
って人限定になってます(笑)
いよいよ残り時間僅かとなって来ました。
こうなると最後に力を発揮するのは、ベテランじゃないでしょうか。
技能士の試験を通って来た人は、残り5分で何が出来る。
残り2分あれば、このぐらい出来る・・・って言う事を良く解ってます。
1人終了。
その後駆け込みで、次々と終了の声を上げて行きます。
参加16人中、終了したのは7人。
これは正直、ちょっとショックでもあり、何とか7人終了してくれてホッとした部分もあり。
何しろ、残り5分時点では、それこそどうなるか?って感じだったので。
終了の笛と共に、選手には作業台から離れ会場から出てもらいます。
そして審査開始。
昨年は、この時点でもお客さんは会場内に居たのですが、今回からは完全に退出してもらいました。
しっかり審査が出来るように。

我々審査員5人と、更に今回からは補佐員3人にも審査に加わって
もらいます。
寸法誤差は勿論、我々が見落とした部分の加点・減点という部分でも協力してもらいます。
審査員5人。
補佐員3人の審査結果が出たら、その全てを今度はジェイシフの
集計係に渡します。
後は我々も集計結果を待つのみ。

舞台裏もお見せしちゃいましょう。
テーブルで集計してくれる方々、何と6人います。
回りを取り囲むように座ってるのが、我々審査員と補佐員。
採点表を提出したら、後は待つだけ。
昨年の経験から、今年はジェイシフスタッフの皆さんには、大変尽力していただきました。
特に事務局の中畑さんには、色々お願いする事ばかりで、大変なご苦労をお掛けしました。
この大会を成功させる為に、大勢の力が結集されています。
今回、つくづくそれを感じました。
ホントに感謝しかありません。

そして閉会式。
優勝は名古屋の田中君。
(株)文創と言う内装屋さんの職人さん。
素晴らしい仕上がりです。
聞けば、会社を挙げての支援体制が整っているとの事。
先輩達が後輩を指導して、技能の継承をしているそうです。
素晴らしいですね。
閉会式の終盤で、審査委員長として私も少しだけ講評させていただきました。

時間内に終了出来たのが16人中7人。
難しい大会になってしまいましたが、皆さん、普段の練習では
十分時間内に綺麗に仕上げていた事と思います。
本番で本来の力を発揮出来ずに、悔しい思いをした人が大勢いると思います。
こういう競技大会では、魔物が棲んでいると言われます。
練習ではしないような失敗をしてしまったり、思わぬアクシデントに見舞われたり・・・
でもそれは、それを防ぐ為に、あくまで練習を積み重ねる・・・
そして徹底的に技術を磨く、メンタルを鍛える。
それしか無いと思っています。
今回悔しい思いをした人。これで終わりにしないで欲しい。
是非また、挑戦してください。

選手の皆さん、お疲れ様でした。





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