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  • 執筆者の写真Yamazaki Yutaka

熱い思いの現場

色んな現場があります。

どれも特別。 同じ現場なんて一つも無い。


そんな中で、特別な思いを込めて! って事も度々あるんです(笑)


例えば、新築一戸建て。

材料を決めるのに、お客さんと打ち合わせ。

まだ若いご夫婦で、奥様のお腹には赤ちゃんが。


お話してると、とっても微笑ましいです。

この子が生まれてきて、何年か後には二人目が。

最初は兄弟仲良く一緒に遊んで、大きくなってきたら、この部屋を

仕切って二部屋に改装して子供部屋にする。 とか。

若い旦那さんは、ほんの少しでいいから書斎が欲しい。

書斎なんて大袈裟なもんじゃない、部屋の隅っこにパソコン置いて

一人になれるスペースがあればいい・・・ とか。

なんだか、このご家族の将来を想像すると、我々の仕事にも気持ちが

入る・・と言うか、思いを込めて・・って感じになります。


ある年を取った大工さんの家。

新築です。 自分の家を建て替えしてる。

奥様に先立たれて今は一人暮らし。

一人息子は就職して、すでに家を出てる。 まだ独身。

その息子が結婚したら、いずれは一緒に住むんだって。

どんな嫁さんが来るか分からんから、そうなるとは限らんけどな・・

でも、その日を夢見て一生懸命仕事してる。

大工工事が、あらかた終わって僕らクロス屋の出番。

大工さんが「後、頼むね」って言って引き上げて行きます。

年老いた大工さんが、思いを込めたこの現場。

「後は任せてください!」って心の中で叫びます。

僕らも、その思いをしっかり引き継いで、奇麗に仕上げてみせます。

僕らだって、そりゃ気持ち入りますよ。


気持ちを込めた現場。

ただ淡々と仕上げた現場。


何が違うの?

そりゃ温もりが違います。


新築の一戸建て。

仕上がって、玄関のドア開けて家の中に入る。

気持ちを込めた現場は、暖かい空気に包まれます。

温もりが違うんです。


突貫工事とか、劣悪な環境の現場とか、予算に余裕が無さ過ぎて・・・とか。

とても気持ちを込めて・・なんて言ってられない事もある。

でも、自然とそんな気持ちが湧いてくる、いつまでも熱いハートの職人で

ありたいと思います。


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