10月の終わり頃に、受賞のお知らせは頂いておりましたが、ようやく賞状と盾が届きました。
技能士会からの推薦で、今年5月に申請を出して約半年。
忘れた頃にやって来た・・みたいな。
『東京マイスター』って、あまり聞きなれない・・と言うか、何それ?って感じでしょうか。
グランプリは自力で勝ち取った感がありますが、こちらは他薦という事で何とも難しい。
ある意味、グランプリ以上の価値がある気がします。
提出する書類が膨大で、制作してくれたスタッフや事務局の方に感謝です。
その職種においての技能と、業界や社会への貢献を認められたという事ですが、嬉しいですね~
今まで努力して来た事、頑張って来た事を評価して頂いたんですから。
例年であれば、受賞者は都庁に呼ばれて盛大な授賞式があります。
今年はコロナ禍で、それは無し。
それは、ちょっと残念だったかな・・
22歳の時にクロス屋に修行に入って、色んな事がありましたが、もう直ぐ35年も経ちます。
まだまだ道半ばではありますが、何となく感慨深いものがありますね。
不器用で、何やっても上手く出来ず、随分悔しい思いや恥ずかしい思いもしてきました。
頭がいいわけでもなく、他人より体力があるわけでもない。
何の取り柄もない僕でも、地道に頑張れば、ここまで来れるんだ。
って言うほど頑張ったつもりもありませんが・・・(笑)
この仕事が楽しいですよね。
そりゃ、泣きたくなるような現場もあるし、腹が立つような事だってある。
でも、基本。 この仕事は楽しい。 面白いですよね。
野球が好きだとか、何が好き、あれが楽しいとか言っても、やっぱり仕事が一番面白いですよ。
そんな中、自分の仕事を認められたのは、凄く嬉しいです。
実際、私なんかより、この賞にふさわしい職人さんが沢山いると思いますが、それはそれ。
10年前に亡くなった親父も、喜んでくれるでしょう。
後に続く若い職人さん達、技能士会の後輩達にも励みになれば嬉しい。
そして、この大きな盾と賞状。
どこに飾ろう・・・
しばらくは親父の仏前に置いときますが、また事務所の模様替えでも考えるかな(笑)
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