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金唐紙

  • 執筆者の写真: Yamazaki Yutaka
    Yamazaki Yutaka
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

「W.W.D 2026」2日目。

この日、一番楽しみにしていたのがこれ、金唐紙。



最近はインスタでもよく見るようになりました。

実際に私が現場で遭遇したのは、今までで1回だけ。

ほぼ縁の無い物と思ってましたが、このイベントで、案外今後有り得そうな、

グッと身近に感じられる物になりました。


金唐紙研究所・代表の江端茉衣さん。

先代の後を継いで、この金唐紙の文化を残そうと頑張ってます。

若い女性がこの伝統文化を継承するということで、かなり注目されているようです。









この木版も貴重な物です。

山桜の木だそうです。

子供の頃、どこか田舎の古~い家で見たような気が

しますが、置物にしては奇妙な感じで、もし家にあっても何だか分からずに捨てちゃったり、燃やしちゃったり・・・って事もあるみたいです。

貴重な物なので、どこかで見つけたら連絡ください。



そして実演。

鈴箔に型押しして行きます。


硬いブラシで叩くので、会場にカンカン音が鳴り響きます。

これ、叩くにも力加減が大事。

強過ぎたら裏打ちが剥がれて、箔が浮いてしまう。

弱けりゃ細かい掘りの部分は、全く型押しになりません。

しかも木版が丸いので、角度を間違えるとズルっといって、やはり箔が浮いてしまう。

丸いので角度を考えながら、右手で打ったり左手に持ち替えたりします。



かなりの時間叩いてます。

ほら、裏打ちの紙がこんなに毛羽だって来た。

これを今度は小さなブラシで叩いて調整していきます。


女性がやるには結構な重労働ですね。

これを1日中続けるのは無理でしょう。

でも忙しかったり、納期が迫ればそんな事言ってられない事もあるようですよ。













普段は左右に分かれて2人作業だそうです。


飛び入りで、おじさん達も叩いてみます。

難しそうですよ。 ちょこちょこ駄目出しされてました(笑)


出来上がりがこれ。


凄いね。


でも、このサイズでも随分時間掛かってますからね。

もっと大きなのだと、それこそ何日もかかりますね。


今度はこれに着色して行きます。

着色も何工程かになります。



分かりやすく、サンプルにして着色の行程を説明してくれます。













実際に出来上がったのがこれですね。

細かい所まで、自分で絵筆で塗り上げて行くんですって。

画家ですね。


木版叩く体力、腕力。

繊細な色付け。

絵心無ければ、とても出来ません。


あなた、一体何者?

って、フツーに思いますよね。


で、今回特別に、この出来上がった金唐紙を張って見せてくれました。


まずは糊入れ。

これも難しそうです。

凹凸があるのでね。

糊の入れ方によっては、凹凸を潰してしまうそうで。


2月の技能グランプリで、表具部門銀メダリストの内田さんが糊を塗ってます。

豪華な顔ぶれ。





現代の名工・植松さんが張り上げて行きます。












出来上がり。

日本の伝統文化です。

是非、後世に残していきたいですね。

我々は施工技術を磨いて、こんなに立派な素材を更に生かして

行けるように頑張ります。



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