最後の授業
- Yamazaki Yutaka

- 5 日前
- 読了時間: 2分
職業訓練校・内装施工科、壁装としてはこれが最後の授業です。
と言っても今日の授業は、先日貼り終えた模擬家屋と生活サポート科の実習室を検証して、
講評するのが主になる内容。
しかも、この時の作業に私は立ち会っていないので、その時の様子は解りません。
出来上がった物を見て講評するだけでは、何となく物足りない。
・・・なんて事を、腹の中では思ってたんですけどね。
これが飯田橋の訓練校が誇る、生活サポート科の実習室。
介護関係の訓練をする科ですね。
この部屋の、まずは養生から荷物移動。
器具を外して、施工に当たっての作戦を立てます。
何度か練習してからの本番。
その練習までは、私が担当してたんですが、肝心の本番の時には他の先生にお任せして、私は不在となりました。
そして、この日の出来上がりを見ての講評・・・だったんですが。
まずは生徒が、一人一人、自分が担当した箇所を説明してくれます。
どんな理由で、どこから貼り始めて、どこにジョイントが来て・・・
難しかったのは何処。 上手く行った所、失敗した所。
その時先生から貰ったアドバイスは・・・
そのアドバイス。みんなに共有しますね。「これこれ、ここがこうでああで・・・」
いや~、このクラスの生徒。 実に喋りが美味い!
的確に伝えている。 これ、いわゆるプレゼン・・・ってやつですかね。
ビックリしました。
私達講師も、技術を言葉にして伝えようと頑張ってるつもりですが、生徒の言葉の方が余程分かりやすい気かがします。
こんな書き方すると、だらしないとかダメな先生と思われると思いますが、それだけ参考になった。
勉強になった、と言う事です。
先に書いたように、出来上がりを見て講評するだけでは、物足りない。と、思ってましたが、
十分です(笑)

苦労した所。
先生のどんなアドバイスが効果的だったのか。
この作業を通じて自分で何を感じたのか。
そんな生徒の生の声が聞けて嬉しいです。
やはり、言葉にするって大事なんだと思います。
生徒自身、言葉にする事で確かな振り返りが出来たと思います。
こうした授業を企画した担任の和知先生、凄いですね。
そんな狙いがあるんですね。
奥深いです。
最後の授業です。
生徒諸君。 卒業おめでとう。
ここで学んだ事が、この先の人生で、少しでも役に立ってくれたら嬉しいです。
頑張ってください!










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