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  • 執筆者の写真Yamazaki Yutaka

技能五輪 壁装デモ競技大会④

いよいよ本番当日。

果たして、どんなドラマが待っているのか?

選手の皆さんもドキドキでしょう。 我々スタッフも緊張します。


当日、私は自由な動きが取れるように、特別な任務を担ってはいなかったのですが。

急遽、競技補佐員を務めることになりました。


なので競技前の打合せに参加して、色々確認事項が・・・

なんか、思惑と違って忙しくなっちゃったぞ(笑)


3人の審査員。 日装連、全表連、日技連から各1人づつ。

競技前に一応注意事項を説明します。


4時間休憩無しのぶっ続けとなるので、希望者は10分間の

トイレタイムを取る事が出来る。 

必要無い人は、10分間余分に時間が与えられる。


元々4時間と言うのは、十分な時間なので特別有利不利と言う程でもない。

この配慮は有難い所。 

で、競技時間も10分前倒しで開始です。






今回はデモンストレーション大会と言う事もあり、通常の技能五輪の規定である

23歳以下・・というのを取り払ってます。

ほぼ年齢制限無し。

なので年齢層は様々。 当然、現場経験やキャリアの差が大きい。

しかし、そういう点も十分考慮しての審査になるのでは?

正直、審査に関しては我々は何も知りません。

採点基準表は貰ってますが、それをどんな風に評価するのかは其々審査員次第。


選手の皆さん、よ~く研究して、しっかり練習して来ている様子。

動きにも無駄が無く、手捌きも見事!

競技大会の経験も無い人が殆どですが、これは今後が楽しみ。

ジェイシフ関東技能競技大会や、技能グランプリ。

これからは、ここを目標にするのでしょうが、きっと彼らが競技大会のレベルを

引き上げてくれる事でしょう。


全員が時間内に終了し、審査開始。

4時間10分に及ぶ熱い戦いが終了しました。


思い通りに出来た人、大会独特の雰囲気に呑まれて実力を発揮出来なかった人。

或いは準備不足だった人もいるかも。


実は、この競技に出場した選手のうち数人は元々の知り合い。

旧知の間柄・・っていう人もいる。 

また色んな関係から繋がってる人もいる。

其々が各団体に所属していて、情報も皆同じように得られる。


私だけが特別な何かを知ってる訳じゃないので、贔屓や優遇なんてのは有り得ない(笑)


競技後は、選手は食事。 その間に完成品の審査。 そして集計。

結果発表は3時間後、東京内装仕上技能士会によるステージパフォーマンスの

最後に予定されています。

審査後には選手も含め、補佐員・補助員。 

そして来場していた日技連メンバー皆で競技台の剥がし、清掃。

ここでも日技連のチームワークの良さが際立ってる!


現場の仕事も忙しくなってきて、本番直前には行き届かない点が多々ありました。

しかし、技能士会の仲間が十分フォローしてくれて何とか無事に終われた。

あとは表彰式を待つのみ。


表彰式が行われる会場へ移動。

そこでは「匠の技の祭典」として、東京内装仕上技能士会の仲間がステージの準備を

進めていました。




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