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執筆者の写真Yamazaki Yutaka

現調

現調の日は、バタバタです(汗)


現場に出ずっぱりになると現調・段取りが疎かになり、次の仕事に支障が出る。

でも、どうしても自分で行きたい現場もあって、なかなか離れられない。

もちろん仲間を信頼してますが、肝心な所、美味しい所、面白い所は譲れない。


で、この日は一段落つけて、一日現調デー。

朝から3現場回って来ました。 

ホントは4つ回るはずだったけど、空き家の雀荘の鍵が入手出来ず断念。


そうだ。 今回回った現場は全て現状回復工事。


一つ目はボロンボロンの古~いアパート。

塗り壁を落として総パテして張ってくれと言われましたが、

とてもそんなレベルの話じゃない・・・


結局、左官屋さんに下地作ってもらうことで落ち着きましたが、

どこまでがクロス屋の仕事と思われてるのか・・・ 

ま。 やってやれなくはないでしょうが、やっぱり手際良く、奇麗に仕上げるには、

ちゃんと段取りしてもらわないとね!


2件目は、まだまだ奇麗な事務所。



介護センターの事務所で、

まだ2~3年しか経過してないそうな。


部分的に汚れてはいたけど、もったいない。


なので天井と梁は残して、

壁だけ張替えることにしました。






3件目は、やはりオフィスビルの1室で貸事務所。


壁クロスとタイルカーペット。 

それに男女トイレと給湯室の床が長尺シート。

EVホールの床はフロアタイルの貼替。 

ソフト巾木も。

これは㎡数もあって、やりやすい。 

久し振りの美味しい現場。


だけど、問題は駐車場。 場所が神田小川町で、上限あるパーキングが中々ない。

まともに一日停めたら、あっという間に1万円。

もちろん経費はそれなりに見てもらいますが、予算もあるしどこまで出してもらえるか難しい所。


この現場は大工さんや塗装屋さんが既に入っていて、私が現調に行った時には作業中。

色々情報を入手して、後は雑談。

いつものメンバーと言うか、顔見知りの職人さんが多いので、現場の様子を見に行ったりすると、

ついつい話が弾んでしまう。

まあ、現場に入ればかち合う事もあるので、お互いコミュニケーション取って仲良くするのも

大事な事・・・ と、言い訳しときましょう。


仕事もちゃんとします。

現調に行ったら寸法取るだけじゃない。


駐車場の事も重要だし、下地の具合、搬入経路。 トイレは使えるか。

水や電気は使えるか。


下地は実際に剥がしてみないと判らないけど、築何年とか、何回張替してるとか。

面倒な形してる所はないか、荷物はどの程度か。

在宅リフォームの場合には、どの部屋から手をつけるべきか。 

お客さんや元請けさんの意向は?

荷物の移動先や養生の仕方、加減。 


数えたらキリがないくらい、見なきゃいけない所が沢山ある。

要所要所で小まめに写真も撮ります。

事前にスタッフに説明しやすいように。

見積り出す時に、漏れがないように。


必ずしも、全て自分が施工しに行けるわけじゃない。 スタッフに任せる現場もあります。

なので情報は細かい程いい。 

肝心な事を伝え忘れたら大変!


その昔、FAX1枚。 指示書1枚で現場に行き、それには面倒な事は一切書かれておらず、

現場で「だまされた!」と思った経験が何度もあります。

元請けさんは、都合の悪い事は隠して、「とにかく職人行かせりゃ何とかしてくんだろ」的な考えの人もいました。


なので、出来るだけ自分で現場を見て、正確な情報を仲間に伝えるようにしてます。

気持ち良く、スムーズに仕事を進めるには重要な事です。

現場でクロス張るのと同じくらい、現調って難しくて大事な事。

・・・大工さんと塗装屋さんのトークに巻き込まれて、見落としないよな?

よく確認せずに近くのコインパーキングに車停めてきちゃったので、料金も気になる(汗)

帰ったら現調した資料まとめなきゃ!!

バタバタは続く・・・。


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クロス・床・襖のご相談はて

有限会社ヤマザキ美装

東京都足立区元木南町20-9

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