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  • 執筆者の写真Yamazaki Yutaka

職人人生を変えるある男との出会い

更新日:2020年5月18日

私が技能士会に入会したのが平成17年。


技能士会に入会した経緯は別の記事に書いてあるので

よかったらこちらをどうぞ。


さて、技能士会に入会はしたものの、行事や講習会に参加したこともなく

ただ年会費を払うだけの幽霊会員。

そんな僕が、ある男との出会いから、技能士会の活動が増えていく。


幽霊会員だった僕も、やはり、仲間を増やしたいとか、人脈作りをしたいとか、

そんな思いを密かに抱え、年に一度だけ、新年会だけは出席していました。 

それでも知らない人達に中々声も掛けずらく、今では考えられないけど、

毎回おとなしくしていました(笑)


そんな時、たまたま目の前の席に座って知り合ったのが遠藤利満という男。

技能士会の遠藤副会長です。


入会したのは僕の方が数年早かったのですが、

遠藤さんは積極的に技能士会に参加していて、その人柄と実力、人望を見込まれて、

あっという間に副会長に選出されていたようです。


話しているうちに、、住まいも同じ足立区で、従業員が数人いて、共通点も多く、

ある時、二人で飲みにいくことに。


その当時、私には3人の仲間がいてヤマザキ美装として、そこそこ忙しくしていました。

遠藤さんは7人の職人を抱える大きな内装屋。

規模こそ大きく異なりますが、経営のことや現場、段取り等、分かり合える部分も多く、

お互い悩んでる事や考えてる事を話しました。 


印象的で、今でも覚えているのが、 

職人ってまだまだ社会的に地位が低い。

うちの従業員が世間的にも認められるには、うんと儲けて会社を大きくするか、

凄い仕事をして業界内でも有名になるか、

立派な社長さんとお近付きになって付き合いの場を広げるか・・・。

あるいは、僕が凄い職人になって、回りから、山崎の所の職人なら間違いない。

ヤマザキ美装なら大丈夫っていう評価を得られるようにするか。 

とにかく今の状況から自分が一段ステージを上げて、そこから皆を引き上げたい。

確か、僕は、そんな話をしたと思います。


きっと遠藤さんも分かってくれる、きっと同じ事を考えてるはずだと思ってました。

経営者ってそういうもんだと思ってた。


ところが遠藤さんの答えは全く予想外で、

「そんな事、考えた事もない。

自分は、もっと上手くなりたくて、もっといい職人になりたくて。

あの仕事もやってみたい、この仕事もやってみたい。あの現場にもこの現場にも行きたい。

でも、一人じゃ全然間に合わないから少しずつ仲間を増やすことになった」

そんな感じだったと思います。 


自分とは違う考えに衝撃を受けて、

凄いな~! それって素敵だな~! って。


決して羨ましいとか、どっちが正しくてどっちが悪いとかじゃなく、

どっちも有りだと思ったんです。面白いな~って。


他にも色々語り合ったけど、遠藤さんと出会って

技能士会って、他にも色んな人がいるんだろうな~ 

色んな人の話を聞いてみたいな〜 って思ってから

技能士会の行事や講習会、総会等に積極的に出席するようになりました。 


そこから、色んな事が劇的に変わりました。 

そう、劇的に。




もちろん、遠藤さんとの付き合いも、より深くなっていきます。 

全てにおいて。


その話もいずれしてみたいと思いますが、

遠藤さんとの出会いが私の人生の大きな分岐点になったのは間違いありません。








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