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神奈川 技能検定試験練習会

  • 執筆者の写真: Yamazaki Yutaka
    Yamazaki Yutaka
  • 2021年5月5日
  • 読了時間: 3分

                   さてさて。

今回は「神奈川県内装仕上技能士会」の技能検定試験対策講習会に見学に伺いました。


内装仕上技能士会ってのは、

全国あちこちにあって活動してます。

お互い連携し合って、情報も共有するし講習会等のイベントも参加し合ってます。

いわゆる『日本内装仕上技能士会連合会』。 

通称『日技連』。


去年からコロナの影響で、お互い行き来が難しくなり、近隣都県でのお付き合いだけ。

先週は埼玉。

そして今週は神奈川にお邪魔しました。



壁装の技能検定試験の練習会。

A面・B面・C面と。

これを全部、一日で実演・解説して、更に受講生が作業する・・なんてのは実際無理。

埼玉さんの場合は、初日に袋掛けのみ。

私が先週お邪魔したのは、この一回目でした。


神奈川でも同様、講習全3回セットとなってるようです。


1回目 座学

試験内容の解説、道具や持ち物等の注意。 

そして時間に余裕があれば袋掛けの実演・練習。


2回目 実演

講師による実演。

これも解説しながら丁寧にやって見せるので、かなり時間が掛かります。


3回目 実作業

受講生が実際に作業します。 

いわゆるトライアル状態。


1~2回目。2~3回目の間には、それぞれ数日の空き時間がある。

その間、受講生は練習に励む。

つまり、講習会に参加した後、それをじっくり考えて練習する時間を取るわけです。



埼玉でも、そうですが。 これはかなり有効ですね。

試験に対して、じっくり向き合う事が出来る。


やっぱり技能士の資格を取るのだから、

自分で考えて理解する事が大事。

一夜漬けのようなやり方は、よろしくない(笑)


この辺は東京でも、是非真似して行きたい所です。

で、今回私が参加したのは2回目の講師による実演・解説の日と

なりました。


講師役も、実力者をズラリと揃えた豪華版。

実演の風景を見てるだけで、今日見学に来た価値があると言う物。


そして今回、ビックリしたのが。


まずはプロジェクターを駆使してのビデオ撮影。

コロナ禍を考えて、手元を覗き込む時の密を避ける為の工夫ですね。

これは、やはりこういった機械関係に強い人(柳下さん)が居る強みです。


東京からも、これを勉強しようと埒見さんが見学に来てます。

柳下さんとラッチの専門的な会話には、

私は付いて行けなかった(笑)


まあ、この辺の事はラッチに任せるとしましょう。

その他の色んなイベントや講習会に活用出来るので、

その効果は絶大!


常に革新的な神奈川らしく、やはり一歩リードしてる感が強い‼



写真見て解る通り、神奈川では作業台が床上30cm程度の高さ。

東京では通常の机の高さ。

こんなに低くて腰痛くならないのかな?

なんて事を思ってましたが、講師の皆さん。 

難なく作業進めてます。


西の方では作業台も無しで、地べたでやってる・・なんて話を聞いた事がありますが、やはり地域特有の物がありますね。


それもまた面白い。


検定試験の内容は全国共通ですが、作業方法は全く別・・・の部分もある。

近隣県でも、そこは随分違う。


今回は直角の出し方。 そして織物クロスの割り振りの仕方、

考え方。

ビニールクロスの張り方、納め方。

色んな所で違いを感じました。 まあ微妙な所だけど。


と~っても勉強になりました。

だから面白い!


今回、講習会の運営の仕方。会場のセット。受講生の募集。

更に、スタッフの人選から教え方。 

解説の仕方、考え方、話し方まで。

色んな部分を勉強する為に、見学しに来てますが、やはり何と

言っても・・・


この作業の違いが一番興味があったわけで。


東京でも色々取り入れて、研究してみます。

その成果は、また皆さんに見て頂いて共有して行きたいと思います。










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