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執筆者の写真Yamazaki Yutaka

母校での授業

今年もやって参りました。

37年前に卒業した我が母校。

建築系の某専門学校。


昨年今年と、コロナ禍にも関わらず壁装の講義をやらせて

頂きました。


技能士会のメンバー、私を含めて6人。


最初は昨年行われた「匠の技の祭典」のステージ上での

実演の様子を、動画で観てもらい、内装業界の現在について

飯島会長から簡単に講義。




そして直ぐに実技に入ります。

実際に、生徒一人一人にパテやクロス張りを体験してもらうのが

この授業の目的。

取り敢えず、パテを練って見せ、実演して見せます。





まあ、少しづつではありますが、パテの難しさは解ったと思います。



糊付けも全員が体験。

一人一枚づつだけど、結構面白がってやってくれた

みたい(笑)


中には、MAXスピードにチャレンジした強者も

いました。 しかも上手く畳めて、大きな拍手が

沸き起こった(笑)




そしていよいよメインのクロス張り。

突き付けと重ね切りを、それぞれやって見せます。


エアー抜きや、四方の切り回しも難しい。


突き付けはまだいいけど、重ね切りなんかは、ちょっと難易度高かったかな。


まあ、将来現場監督や設計の方向に進む人ばかりの

このクラス。

これから就職して現場に出て・・・

クロス屋の苦労を少しでも解ってくれたらいいかな。


下地悪いと大変なんだよ。

ジョイント分からなく収めたり、奇麗に張り上げるのって、結構な技術を要するのね(笑)


今日一日だけの授業で、どこまで理解されるか。

どれだけ興味を持ってもらえたか・・・

職人の卵に指導するのと違って、我々も難しい所があります。


でも、将来の現場を管理する若者達に、少しでも現場の事、我々職人の事を知ってもらう

には、とても有意義な時間だったのでは。


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