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執筆者の写真Yamazaki Yutaka

教育実習生


我々のクラスは内装施工科。 内装施工科の担任はY先生。

前任のA先生同様、情熱的でエネルギッシュな先生。


内装施工科の授業内容としては、私が担当する壁装の他、

塩ビ系床仕上げ、カーペット、木工、表具、クリーニング。

その他、CADやパソコン、建築学・・的な座学もある。


担任の先生は、その全ての授業に参加して、講師の補佐をしてくれます。

事前に授業の準備をしてくれるのも、担任のY先生。

我々講師は、本業があるので、そこまでの事は出来ない、時間がない。


そして、生徒の就職相談やら企業さんへの対応。

トラブル発生となれば、その処理も。

何という仕事量。

ホント、大変だと思います。


で、今ね。

この担任の先生を目指す学生さんが、教育実習として、この学校にも

やって来てるんです。

インターンシップ? って言うの? 違う?

まあ、いいです(笑)


彼、学生さん。 真面目で品も良く、大変好感持てます。

全ての授業を見学したり、実際に生徒と一緒に授業を体験したり。

最後には、きっと模擬授業でもやる事になるんでしょう。


でね。壁装の授業の合間、休憩時間に質問されました。

この実習期間が約3週間。

「まず何したらいいでしょう?」って。

そりゃ簡単ですよ。

「まずは生徒全員の顔と名前、覚えましょうよ。2日ありゃ覚えられるよ。」

いや、21人だから1日ありゃ十分。


以前にもブログで書きましたが、私の姉が、その昔幼稚園の先生でした。

お帰りの際には、お母さんがお迎えに来ます。

お母さんが来られない時には、お父さん。

もしかしたら、お祖母ちゃんとか、お爺ちゃんとか。

近くに身内がいなけりゃ、隣の奥さんにお迎え頼む事もあるかも知れない。


なので、全員の名前と顔を覚えるんですって。

間違って、見知らぬ人に子供を渡したら大変だから。

子供とお母さんは、入園前に既にインプット済み・・・だとか。


それに比べたら20人や30人、簡単だし。


生徒の名前を覚える。

結構重要だと、私は思ってます。

入校して直ぐ、名前で呼ばれたら、きっと嬉しいと思うんですよね。


だからね。

まず何をしようか・・も大事でしょうが。

何かを始める前の準備として、全員覚えて欲しいと思うんです。

生徒との信頼関係を築く準備としてね。

頑張れ、実習生!

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