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執筆者の写真Yamazaki Yutaka

技能グランプリ 落とし穴

確かに順調そうに見えました。

これなら絶対、上位入賞。 間違いなし!



と、思ってたら・・・

最終版にグルっと一回りして、その彼の前に戻ってみると。

なんと最後のA面が・・これ織物クロスの面です。

まだ半分以上貼れていない。

残り10分。


一体何があったの?





そんな人が数人いる。

最後に化粧シートで焦くりまくってる人。

ビニールクロスで追い込まれてる人。


残り5分で死に物狂いの様相。


これ。 時間配分の失敗か?

作業途中で何かトラブルが発生したのか?


もちろん原因は色々あるでしょう。

ある人の場合は・・・


何と時間の勘違い。

3時20分終了を3時30分と間違えた。

これまでこの競技、制限時間4時間だった。




今回から難易度が上がった為、今までより20分長く設定されました。

どうやら、この20分・・・ってのが曲者だったようで。


何にしても言い訳は出来ませんが、今まで費やした時間と

苦労を考えると、悔やんでも悔やみ切れないミスです。



そしてもう一つ。


鳥の子の面。

参加者のうち、半分ぐらいの人が、いわゆる「抜ける」「飛ぶ」って

現象を起こしてる。

今回の材料は、今までより抜け難いって話でした。

みんな、何度も練習して、その感覚は掴んでいたはず。

練習では「抜けない」状態だったので、その対策が疎かになったか?

酷い人は、昼休憩の段階で既に抜けていたとか。


会場も広く、天井も高い。

それ程空調の影響を受けたとは思わなかったけど、やはり少なからず

影響があったのか?

これは色んな人の話を聞いて検証しないと、とても答えは出ません。


何はともあれ、長い長い戦いはこれにて終了。

満足出来た人、出来なかった人。

それぞれ大きく明暗を分けましたが、とにかくまずはお疲れ様です。


今日は思いっ切り飲んで喰って、ゆっくり寝てください。


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