2回目に挑戦した技能グランプリ静岡大会。
静岡に乗り込むまでの記事はこちらをどうぞ。
いよいよ、静岡に到着。
競技前日に静岡入りして開会式に出席。
知らない土地への不安を抱えて出発したけど
開会式会場の雰囲気に、
段々気分も高まってきます。
いよいよ明日が競技という前夜。
京都から出場する植松さん、千葉ちゃん。他、応援の人達とお食事。
たまにしか会えないから、盛り上がりたいところをグッと抑えて、
明日に備えて早々に切り上げます。
ベッドに入って、目を瞑ってシミュレーション。
パテしてプライマー塗って、袋裁ち切りして。1枚2枚と張り出します。
4枚目くらいから先は、もう意識が無かったですね。
緊張で眠れないんじゃないかと思ってたけど、意外とグッスリ眠れました。
さて、大会当日、会場に行ってみると、次から次と知った顔が集まってくる。
まるで同窓会みたいで楽しかった!
2年前に初めて出た時とはあまりにも状況が違って、
ホント、この2年の間に色んな事があったんだな~としみじみ思います。
まずは競技する作業台を決めるクジ引き。
自分のラッキーナンバーに当たれば、
テンション上がりまくるんだけど、
残念ながら、どうでもいい9番。
実は、これ、ただのクジ引きと違います。
この作業場所によって、作業性もかなり左右されます。
前回の幕張大会の時には、ちょうど会場の角っこで
ギャラリーから一番見やすかったようで、結構な人だかり。
応援してくれるだけならいいけど、
僕の作品を見ながら賛否が渦巻く。うるさくって、気が散って仕方ない。
しかも照明の位置が悪くて、手元がよく見えない。
まあ、見られて燃える部分もあるので、
自分としては注目されて悪い気がしなかったのも確かですが・・・。
今回のこの静岡では、自分としてはまさに奇跡のシチュエーション!!
自分が、「この人凄い」と一目をおいていた人達、
殆ど全てにグルっと囲まれるような位置だったんです。
ここで名前出してもいいのかな?
とにかくビックリな状況でした。
競技がスタートして、
あれ程準備して万全のつもりでいても、
最初手が震えてどうしようもなかった。
絶対緊張しないつもりだったけど、
やっぱり本番は大変なプレッシャーが
掛かるんだと改めて思いますね。
スタート直後に一発失敗して、
その後も今まで練習してきた中で、
した事のない有り得ない失敗もして・・・
「魔物が潜んでる」って表現よくしますが、ホントにそんな感じ。
最終的に何を失敗したかと言うと、風車の精度。
1枚だけ1mmの半分ぐらい狂った。
それと化粧粘着シートの面で下地がチョコっと出た。
あとは、ほぼほぼ完璧に出来たと思う。
でも、このミスが致命的になって、
おそらく3位内の表彰台に上がれるくらいが精一杯かな・・と思いました。
みんな、もっともっと凄いんだろうし。
審査は翌日。
ミスに気づいたって、もう何もできることはない。
でもね。
結果はもう仕方ないとして、折角こんな豪華メンバーが揃ったんだから
皆で記念写真撮りたいって、頼んだんですよ。
競技後にみんなに集まってもらって、写真撮りました。
この先、この1枚の写真が自分の職人人生の最高の記念として、
一生の宝物になるな~って、その時思って!!
後で見たら、ものすごい、ピンボケ・・・(笑)
競技後の夜は、東京の表具の会の飲み会に参加させて頂いて、
グランプリの話で盛り上がりました。
全て終わった後なので、すっかり気も緩んで楽しく過ごせました。
忘れられないひととき。
表粋会の皆さん、ありがとうございました!!
翌日審査の後、一般の見学が可能になるんですが、
その時には、なんか、もうやり切った感じで、気が抜けてましたね。
やるだけやったから、もう、後は好きにしてって感じ。
壁装の作品を一通り見て回った後、
競技2日目となる表具作業を見学。
表具にも興味深々で思わず見入ってしまう
けど、こりゃ難しそうだわ。
何とか勉強したいと思うけど、
ちょっとハードル高過ぎ。
そんなことで、お気楽にブラブラしてたら
大会役員だか、壁装関係者らしき人に声かけられて、
明日の閉会式に出席してくだいって言われました。
上位に入ってますからって。
「やった!!!」
順位までは聞いてないけど、これで表彰台は確実。
前回、敢闘賞で表彰台に上がれず悔しい思いをしてたので、やっぱり3位以内というのは目標です。 これで何とかカッコついたかな・・・とホッとしました。
結論としては
・・・驚くことに「優勝」でした!!!
文字にすると、たった2文字だけど、ドラムロールがなってほしい気分(笑)
だって、表彰台の真ん中に立って首に金メダルを掛けてもらう。
そんな体験、誰でも出来るもんじゃないですよ。
今まで関東大会とか、草野球やPTAのソフトボールなんかでは何度も優勝を経験してるけど、
これは、そんなんじゃないからね。
ビックリですよ。
でも、表彰台の真ん中って、最高に気持ちいい!!!
俺も結構頑張ったな、って。
それからまた、周りが色々騒がしい事になりますが、
幸せな事ですね。
どんな感じに騒がしくなったのか、また金メダルのレシピとか。
新チャンピオンがとっくに出てる中で、過去の人の僕が偉そうに語るのもお恥ずかしいですが、
機会があったら、書いてみたいと思います。
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