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広島県 壁装技能検定試験トライアル

  • 執筆者の写真: Yamazaki Yutaka
    Yamazaki Yutaka
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

壁装技能検定試験トライアル。

いよいよ初日です。


我々東京の感覚で言うと、トライアルというのは各自が試験と同じ状況で課題を進める。

それこそ本番さながらに、時間を測りながらの作業。

時々解らない所や、自信の無い所を講師や補佐員に質問する事はあっても、基本的には

自分なりに練習を重ねて来て、ここではこれまでやって来た事の確認とか、実際の試験に

慣れておく意味合いが大きい・・・と思ってました。


つまり、ある程度出来る状態の人達が集まっているという認識。

ですが、ここ広島では、トライアルの意味がちょっと違います。

今回も、ほぼ初めてって言う人ばかり。

なので出来上がりのイメージも弱いのと、使用道具の用意がまだ出来てない。


と、なると一から始めないといけません。


2日間あるとは言え、やはり限られた時間を有効に使いたい。

島根の池田君と私。

池田君が1級で私が2級・・・って事で一応役割分担してますが、

最初の挨拶やトライアルの流れ、道具の説明は一緒にします。


その後、横板のマスキングテープや糊研ぎ等、試験の流れに沿って説明して行きます。






袋掛けの実演は池田君にお願いして。

私は横から解説。


さすが、技能グランプリ名古屋大会で優勝した実力者。

見事な身のこなしと、綺麗な仕上がり。

私も一応グランプリの金メダリストなので、口だけは達者(笑)


考えてみりゃ凄いですよね。

技能グランプリの金メダリスト2人が講師って。




初日はまずは袋掛け。

そして鳥の子を裁断してから、張り上げて行きます。

普段、襖とか表具関係の仕事をあまりやらないクロス屋さんには、やっぱりこのC面が一番

難しいでしょう。

何しろ、このC面。 壁装の試験でありながら、丸っきり表具ですからね。


まず初日は、ここを詳しく丁寧に、時間を掛けて進めて行きます。



今回、実はですね。

膝を痛めてまして、周りの色んな方に手を貸して頂きました。

広島技能士会の谷増さんや山國さん。

この2人は毎年補佐してくれますが、今年は埼玉技能士会の太郎君も。



そして島根からお手伝いにやって来てくれた、玲子ちゃん。

色々手伝って頂きました。

ホントに助かりました。

ありがとうございます。



私は2級担当でしたが、今回初めて練習する人ばかりだったので、最初は説明するのに時間が掛かりました。

でも実際に各自で作業を始めると、みんな飲み込みが早くて

それなりに出来てます。




明日は織物クロスとビニールクロス。

2級の場合、この面に来ると、いつもの現場である程度やってる事なので、各段にスピードアップして来ます。

明日はもう少し余裕を持って、トライアルに入れると思います。

我々は、これから広島の夜2日目のお楽しみが待ってます。



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