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小学校訪問

執筆者の写真: Yamazaki YutakaYamazaki Yutaka

先日、都内某小学校へ行ってまいりました。

もの作り工作教室の為です。

和紙と竹ひごを使ったランプシェード作りですが、我々ものづくりマイスターの

活動の一環ですね。

今回は5年生が対象。

担任の先生も参加して、一度に総勢80人を相手にランプシェード作りを指導します。

これはちょっと多い。

なので我々技能士会メンバーも9人が出動。


集合時間に遅れず、全員集まります。


我々の出番まで、まだ少し時間がある。

材料や道具を準備して、待機。

その間、流れや段取りを打合せします。


我々の事を、ランプシェード作りを教えてくれる親切な

オジサン・・・ とだけ思われてもいけません。

子供相手ではありますが、内装職人である事・・・

そして技能士会の事をアピールしなけりゃいけません。



小学生相手に指導・・・

これね。

意外と難しいもんですよ。

子供相手と思って、優しくかみ砕き過ぎてもいけない。

幼稚園児を相手にしてる訳じゃないので。

かと言って、表現が難しくては理解出来ないでしょう。

5年生って、どんなモン? って所の認識が狂うと、このもの作り教室が崩壊します。

なので事前に十分な打ち合わせが必要なんです。



ハイ。

十分準備したつもりでスタート。

でもね・・・余裕を持ったつもりでも、意外な所で時間を食うもんなんです。

中には、我々の言う事を聞かずに騒いでる子もいるらしい。

そりゃね。

もの作りに興味無い子も、当然いますよね。

不器用で上手く出来ずに、つまんなそうにしてる子もいる。

そのうち飽きてきて、騒ぎ出す子やウロウロ彷徨い出す子も。


そんな時、我々物作りマイスターがどうすりゃいいのか?

ここで怒って𠮟りつけるのも良いと思いますが、なかなかそれもし難いよね~

担任の先生がしっかり注意してくれるケースもあれば、全く我関せずで完全放置と言う

ケースもあります。


今回はね。

私は初めてのケース。

担任の先生が切れて、真面目にやらない生徒を怒鳴りつけてる(笑)

廊下に連れ出して、大声で説教してる(笑)

 

我々が、もっと面白可笑しく、子供達を引き込ませるような指導の仕方をしなきゃ

いけなかったんでしょうね。

でもね。 

おじさん達も普段はフツーのクロス屋さんで、芸人のように面白い事ばかり、言えないのね。



色々反省すべき点はありますが、また一つ勉強に

なりました。

工作教室終了後、道具は一つ一つ手入れして。

材料はしっかり整理して保管。

次回のもの作り工作教室に備えて、しっかり片付けして

保管します。


何はともあれ、子供達の笑顔には癒されます。


忙しいさ中、こうして集まってくれる技能士会の仲間達には、心から有難う。

こういう活動を通して、我々の絆も深まります。

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