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壁装技能検定試験 練習会準備

  • 執筆者の写真: Yamazaki Yutaka
    Yamazaki Yutaka
  • 4月5日
  • 読了時間: 2分

東京内装仕上技能士会・壁装部会では、技能検定試験対策として練習会を

企画しています。

一般にも募集をかけましたが、やはり技能士会会員を優先するので、

一般枠は僅かです。

技能士会で保管している検定台の数、会場の広さ。

講師を務める会員のスケジュール的な問題と、更にこの練習会に掛かる費用。

諸事情を鑑みて、講習を受けて貰える人数はおのずと限られて来ます。

(だからね。技能士会に入っちゃってください。)


そして肝心の練習会ですが・・・

これまでとは、かなり内容が違います。

全3回に分けて、段階を踏んでの技能向上を目指します。

1回目の講習で、袋と鳥の子。

腕に自信のあるクロス屋さんでも、袋を掛けた経験ある人は少ないでしょう。

普段から、襖とか手掛けてる職人さんなら別ですが。

なので、まずは使用出来る道具や、基本的な所作や心構えから入り、

そして一番の難関となる、袋と鳥の子。

これをじっくり練習します。

2回目の講習で、織物クロスとビニールクロス。

3回目で、各自通しでトライアル形式にするも良し、自分の弱点を重点的に練習するも良し。


これまでは、1回の練習会で全行程を指導・練習と言う、強行軍でした。

やはり諸々事情があるのでね。

なかなか思うような練習会は出来なかった。

それを今回、塚原壁装部会長が精力的に動き、見事全3回の練習会の段取りを組みました。

我々講師陣も気合を入れて準備します。


そう。

その準備が結構大変なのね。



まずは技能士会の倉庫へ行って、検定台の確認。

1級が何台、2級が何台。

大分、傷んで来てるので新規に何台か作らないと・・・


そして材料の準備。

今年の材料は、まだ発表されてないので、一応去年の材料を手配します。


これもね。

そのまま使える訳じゃないのでね。

しっかり裁断して、それぞれ1人分づつに分けて行きます。



そして練習会前日には、作業台・検定台を倉庫から出して積み込み。

当日運び込んで、会場セッティングから検定台の組立て。


練習会実施までには、色んな苦労があるんです。


受講生には、全員合格してもらいたい。

ここで3回練習したくらいで合格出来るような、簡単な試験じゃありません。

各自それぞれが、この他にどれだけ練習出来るか。

我々も一生懸命頑張りますが、まずは受験生の皆さん。

覚悟を持って挑みましょう。



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