昨日、1級の壁装検定試験の課題をやってみました。
毎年、この時期に、1度やってみるんだけど、細かい所はチョコチョコ忘れてますね。
思い出しながら、
考えながらやってたから時間掛かるし。
これ、本番の試験なら時間オーバーで
落ちてるかも!?
毎年5月の終わりに、
東京都が資格取得を目指す技能士を支援するキャリアアップ講習ってのが行われます。
今年は何故か1ヶ月遅くて6月の終わりに予定されています。
でも、これ大正解!!
例年通り5月の末だったら、コロナの影響で間違いなく中止でした。
6月でも、ホントに実施されるのか、いまはまだ分かりませんが、
ここ数日のコロナの状況をみてると、やれる可能性は高いと思う。
もちろん検定試験自体が中止になる可能性だってありますけど。
他県の情報も色々入ってきてますが、
やっぱり中止になってる所が多い。
東京の壁装はまだ結論が出ていませんが、床の試験は中止が決まりました。
そんな中、技能士の資格を取得する為に頑張ってる人がいるなら、
是非応援してあげたいですね!
この試験に受かるか落ちるかで、人生、大きく変わる人もいるかも知れない。
大袈裟かも知れないけど、ホントです。
営業にも影響あるだろうし、周囲の見方も変わるでしょう。
なにより自分の意識が変わる。
他人より上に行きたいとか、もっと勉強して上手くなりたいとか、
上手い職人さんと仲良くなりたいとか。
たとえ落ちても、この試験を受けるというだけで向上心があるって認めてあげたいです!
上から物を言うようで恐縮ですが、
仕事の合間に金と時間を使って練習するって、凄い事ですよ。
その時点で今までのフツーのクロス屋から一歩踏み出してる!
そんな人、応援したくなります。
仲間になりたいと思います。
だから、技能士会は、皆でキャリアアップ講習も手伝いに行きます。
教えに行きます。
その為に毎年、この時期に1度確認の為に 自分で練習してみるんです。
だいぶ忘れてたけど・・・(汗)
毎年、技能士会としても練習会をやってますが、今年はちょっと無理かな~
やっぱコロナのせいで。
作業としては、
まず、フツーのクロス屋さんは袋を掛けるという作業に馴染みがないですよね。
刷毛を使って糊を塗るって事もないかも?
普段からやってなければ、刷毛を使って2~3mmの糊代って、結構、難しいと思うんです。
あと、やっぱり現場ではビニールクロスが多いはずだから、紙の扱いに慣れてない。
最初のうち、みんなこわごわと紙を触ってるのがよく分かります。
布クロスでもホツレ止めしたり、柄の割り振りしたり。
真ん中に少しの溝があって、切り方、巻き込み方。
かなり難易度高いです。
最後に
ビニールクロスの面は、
みんな得意な作業だと思うんだけど、
これが意外と難しい。
もちろん柄の割り振りも考えるし、
ジョイントの納めかたも。
何しろ一番難しいのは裁断かな?
裁断さえ上手く出来れば、張るのはいつもの作業で慣れたもの。
裁断が難しいというのは、
これは紙・布・ビニールに共通するけど、
まず一番多い失敗は寸法間違い。
緊張なのか焦りなのか、
普段の練習通りにいかない事もあります。
周りが凄いペースでガンガン進んでいくと
煽られちゃって自分のペースが乱れる。
すると、物差しの目盛りを読み違えるなんて事も不思議じゃないですよね。
それもこれも、絶対失敗しないぐらい練習していく。
緊張しないで済むくらいやり込んで完璧な状態まで仕上げていく。
それしかないんだけど、時間も金も掛かるしね~
健闘を祈る・・・ としか言えないけど
やはり、最初は教わりながらやらないと、自分だけじゃ絶対出来ない。
だから一級持ってる人に教わるでもいいし、技能士会でもいい。
頼れる人に、頼ったらいいですよ。
と言っても、僕らも完全ボランティアなんで、どこまでお手伝い出来るか分かりませんが(笑)
でも、これは必ず取るって強い気持ちで挑んで欲しいですね!!
これから先へ続く、匠の道の第一歩です。
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クロス・床のリフォーム
有限会社ヤマザキ美装
東京都足立区元木南町20-9
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