内装施工科 壁装座学②
- Yamazaki Yutaka
- 6月17日
- 読了時間: 2分
座学と言っても色々あります。
この日は現調や見積もり等について。
現調にしても、新築・在宅・賃貸系の現状回復・店舗等々。
色んなケースがあります。
採寸を始める前に、確認しなければならない事も沢山ある。
まずは車で現場に行って、車は止められるのか。
現場に止められなければ、近隣コインパーキングで近い所、安い所は何処か?
賃貸系現状回復なら、鍵は何処?
水や電気は?
道具や資材を運ぶのに、動線は?
あとは、近くにコンビニはあるか?
これは昼食の心配の他に、現場でトイレを使えない事もあるので、確認しておく
必要があります。
貼替の場合には、築年数も気になります。
何回ぐらい貼替してるんだろ?
下地の痛み具合は?
現状回復系の仕事なら、空き家なので自分のペースで現場をじっくり見られますが
在宅となると、そうは行かない。
かなり気を使いますね。
挨拶から服装、髪型、言葉使い。
どんな職業にも、それぞれその職業に相応しいソレ・・・があるもんです。
あまり丁寧過ぎる口調もおかしなモンだし、やはり清潔感ある服装髪型、作業しやすい
服装なんて当たり前ですけど、まずは普通に社会人としての常識が身に付いてるかどうか・・・
お客さんも、しっかり見てますからね。
そして荷物の多少。
養生はどの程度すれば良いだろうか。
色々見る所、確認する所が沢山あります。
新築の場合は、完全に出来上がった状態で現調する事は殆ど無い。
現場では大工さんなり、他職種の職人さんがいる事も多いです。
ここは一つ、柔らかく話し掛けて良い関係は作り上げておきたいものです。
自分がこの現場に入らない時でも、他の職人がスムーズに現場に入れるように。
色んな情報を仕入れておくのも大事ですね。
等々・・・
90分授業で時間はたっぷりある。
話す事も無くなったらどうするよ。
間が持たないな~ 何て思ってたら、結構話す事があるもんです。
もう直ぐ就職が決まって卒業していく生徒達に、実際のクロス屋のリアルな
現場の話。
少しは実になってくれると嬉しいですね。
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