修行の旅の時代を終え、
平成3年、「インテリア・ヤマザキ」としての活動をスタート。
その仕事も順調、得意先も増え、5年後の
平成8年8月に、父の「山崎表具店」と私の「インテリア・ヤマザキ」を統合して法人化し
「有限会社ヤマザキ美装」が誕生しました。
父は、襖や障子が専門。
私は、クロスとCF等の床仕上げが主。
この二つが統合することで、会社としての仕事の幅も一気に広がりました。
それから、気づけば20年以上が経ち、襖を教えてくれた父も他界。
現在では、クロス工事が6割。床工事が3割。他に表具関係と、
クロスがメインの会社になっています。
現場は多岐に渡り、新築・リフォームの現場、戸建住宅、マンション、アパート、
店舗、学校、病院、お寺、ホテル、公共施設・・・等々。
時に、特殊な現場にも出張することも度々あります。
地元の工務店さんや不動産会社さん、建築会社さんから声をかけて頂いたり、
マンション・アパートのオーナーさんからのリフォームの依頼、
一般のお客様から直接ご依頼いただくこともあります。
どのような立場のお客様出会っても、自分は、工事の内容について、
お客様と直接話したいと思っています。
例えば、クロス。
一言でクロスと言っても、種類や素材、質感も様々。
クロスを張る壁の状態によっても変わってきます。
長年培った経験と技術から、クロスの特性を見極め、
良いところ悪いところを正直にお伝えしたいと思っています。
それは、満足していただける仕上がりにするために必要不可欠なことではありますが
単純に、壁とクロスというものを相手にしているのではなく、
お客様に感情移入して、寄り添って、仕事をしていきたいと思うのです。
お客様ととことん話して、お客様の気持ちをクロスに伝えるというか・・・。
職人だからあくまで「腕で勝負」「実力で勝負」というのが根底にあります。
でも、上手いだけじゃ足りない。
そこに気持ち、魂が入ってこそ柔らかい温もりのある仕上がりになると思ってます。
そんなことを考えながら、今まで頑張ってきたつもりです。
そして、これからもそんな会社でありたいなと。
現在、ヤマザキ美装は、社長の山崎を中心に、5人のスタッフで活動しています。
右腕として、私が、全幅の信頼を置いているのが、工事部長の加藤。
元々現場監督を長く勤めていた経緯もあり、現場の段取りや全体の流れを読み
的確に人員を配置し動かす能力に長けています。
しかも、ジェイシフ関東競技大会での優勝という実績もあり、
一職人としても大変優秀です。
更に、職人歴40年以上!超ベテランの片岡。
彼も一級技能士(プラスチック系床仕上げ工事部門)
壁装・床施工と万能です。
カラオケもかな(笑)
中堅所の奥村も入社して3年が経ちました。
体が大きく、ヤマザキ美装一番の存在感。
そんな彼も、ようやく飛躍の予感!
今年4月入社の久住は、ヤマザキ美装初の女性社員です。
どんな時でも明るく元気で、周りに活力を与えてくれます。
今後の活躍に期待大です。
他に、忙しい時人手が足りない時など、いつも応援してくれるのは、
ヤマザキ美装の卒業生達。
また、そんな仲間の輪から更に広げていったヤマ美連合の仲間達。
東京内装仕上技能士会の仲間達。
多くの仲間達に支えられて、ここまで楽しく頑張って来ました。
そして、これからも!
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