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クロス貼り授業

  • 執筆者の写真: Yamazaki Yutaka
    Yamazaki Yutaka
  • 3月8日
  • 読了時間: 2分

職業訓練校で壁装の講師をしています。


先日ようやくパテの授業が終わって、いよいよクロスを貼り始めます。

まずは道具のチェック。

学校から貸し出される道具は、今までの生徒からずっと引き継いでいる使い回し。



前期の最後に十分チェックして、手入れしてあります。

各自、腰袋に道具を入れて確認。

実際に装着してみます。


私もね。

40年近く前になりますが、クロス屋に修行に行って、2ヶ月か3ヶ月経った頃だったかな?



親方が私に腰袋をくれました。

一通りの道具が入ってます。

嬉しくてね(笑)

腰に巻いて、鏡に映して眺めてたのを思い出します。

兄弟子が、「お前随分嬉しそうじゃねぇか」って冷やかされました。


腰袋、大事ですよ。

ようやくプロに近づいた気がします。


そしてクロス貼りの第一歩は、作業台で刷毛を使って糊付け。

すでに表具の授業で、刷毛の使い方は習ってます。

ただ表具で糊付するのは、ほんの少し。

クロスを糊付するのは、結構大変。


パネルに貼ってみます。


真っ直ぐ貼り付ける所から、撫ぜ付け、四方の切り回し。

ポイントが沢山ある。

基本はここで身に着けたいので、何度も反復練習します。


だんだんクロス屋っぽくなって来たね。


と同時に、難しい事も沢山出て来ます。


でもね。

あくまで楽しく。

集中して一生懸命を続けていけば、楽しさがもっともっと大きくなっていきます。

頑張りましょうね!


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